高品質の金目鯛

昭和5年に開かれた日本で2番目に長い歴史を持つ高知市中央市場。この海産物の宝庫には、数多くの新鮮な魚介類が集まりますが、その中でも特に注目すべきは、第八大徳丸が土佐沖で獲った新鮮な金目鯛です。船頭の大井慎也さんによれば、この金目鯛の味は、「有名な伊豆諸島周辺の金目鯛にも全く引けを取らないほど美味しくて高品質」といいます。

美味しさの理由

その鮮やかな金色の目と、染めたように真っ赤な体色をした金目鯛は、視覚からもその鮮度と質の高さを感じさせてくれます。そして味わえば、上品でまろみのある味わいと、ふっくらとした優しい食感が口いっぱいに広がります。この金目鯛がこれほどまでに美味しい理由の一つに、土佐沖の冷たい深海の漁場があります。黒潮の影響もあり、海洋深層水などの栄養成分を多く含むその海域で育つ金目鯛は、脂や旨味成分をたっぷりと身に蓄えることができ、その特別な風味と食感が生み出されます。

 

お客様への想い

大井さんは、「高知にもこれだけ良いものがある。多くの人達に届けたい」と熱意を持って話す。それは、地元高知の資源と、その漁師たちの努力と技術への誇りだけでなく、お客様への深い思いやりを感じさせてくれます。

 

知られざる魅力

この金目鯛は、そのまま刺身で食べるのはもちろん、塩焼きや煮付け、あるいは贅沢な欣永目鯛ご飯にも最適です。どの調理法でも、その新鮮さと豊かな風味を最大限に活かすことができます。高知市中央市場から生まれるこの金目鯛の魅力を、皆さまもぜひ体験していただきたいと思います。